(2018年京都研修レポート③~京都迎賓館~ の続きです。
ご覧になられていない方は、まず研修旅行レポート③をご覧ください。)
次の目的地は音羽山 清水寺です。
桓武天皇の忠臣で蝦夷討伐で有名な坂上田村麻呂が、清水寺の基礎となるお堂を建てたと言われています。
バス移動中には降っていた雨も、目的地に到着したときにはあがってました。
清水寺の周辺は土産物屋やグルメの店が立ち並んでいます。
外国の方も非常に多く、とてもにぎわっていました。
清水寺へ向かう上り坂を進んでいくと開けたところに出て、門や塔が見えるシャッタースポットがありました。
多くの観光客がカメラを構えていましたので、私も一枚パチリ。
一番手前の門は、清水寺の正門「仁王門」。重要文化財です。
この仁王門は別名「目隠しの門」と言われていて、清水の舞台から京都御所が見下ろせないように、この門にて遮られているのだとか。
本当かどうか確認したかったのですが、残念ながら確認はできませんでした。。。(理由は後ほど。)
仁王門を過ぎると、西門・三重塔が。
清水寺の三重塔は、坂上田村麻呂の孫で桓武天皇の第12皇子である葛井親王が、847年に創建したと言われています。
しかし残念ながら、元の三重塔は焼失してしまい、今の三重塔は江戸時代に再建されたものです。
高さは31m。薬師寺の三重塔の34mには届きませんが、国内最大級といえる三重塔です。
この三重塔を過ぎるといよいよ有名な清水の舞台のある清水寺なのですが・・・。
なんと今は改修工事中の為、清水寺全体に足場がかかっていて、清水の舞台もほんの一部しか出られません。
先ほどの「目隠しの門」の確認もこのためにできませんでした。
残念・・・。
調べてみると、「平成の大改修」として2008年(平成20年)から工事が行われているようです。半世紀ぶりの大改修で、2020年3月に完了予定。
本堂以外はほぼ改修が完了しているようで、どおりで先ほどの仁王門や三重塔がとても色鮮やかで新しく感じたはずです。
本堂を出ると、山中の小道を巡って仁王門前の広場に戻ってきます。
ぐるっと回って1時間ほど。
途中、阿弥陀堂や音羽の瀧を見ることができました。
バスに戻るまでに行きに通った立ち並ぶ土産物屋をはしごして、試食を楽しみ、京都ならではの土産物を買い込みました。
浴衣を着た女性や外国人観光客がちらほらいて、京都の風情を感じさせていました。
今年の研修旅行は天気が悪い予報で残念に思っていましたが、それでも観光の最中はあまり雨に降られることもなく、思ったより楽しむことができました!!