本日は2011年の土用の丑の日です。
今年は本日と8/2の二日間あるので、今日は「一の丑」ですね。
そもそも「土用」というのは夏によく耳にするので夏だけにあるかと
思いがちですが、春夏秋冬いずれの季節にもあります。
季節の移り変わる時期の事を指すのです。
特に毎年この春から夏への季節の「土用」が有名なのは、
『土用の丑の日=鰻』のイメージが強いからでしょう。
土用の丑の日に鰻を食べる風習は江戸時代に発明家やエレキテルで有名な
平賀源内が発案した事が通説となっています。
ご存じな方も多いと思いますが、改めて簡単にご説明。
夏場に鰻の売れ行きが芳しくなくて困っていた鰻屋さんが
博識で有名な平賀源内に相談したところ、
『丑の日』に『う』が名前に付く食べ物を食べると良いという古の伝承にのって、
鰻を売り出す事を提案したところ、瞬く間に民間に広がっていったということだそうです。
この手の商法は昨今のバレンタインや恵方巻きの展開を思い出させますが、
私たちは200年以上前の平賀源内の策略にまんまとはまっているんですね~。
でも、夏の暑さにげんなりして食欲が減退しがちなこの頃にこういう機会で、
スタミナが付くような鰻などを食べる事はやっぱり理にかなっているように思えますね。
名古屋は鰻が有名な地域なので、きっとどの鰻屋さんも今夜は大忙しでしょう。
私も鰻は大好物なので、土用の丑の日に便乗して鰻を食べれるといいなぁと思います。