施主様の”想い”を”カタチ”に。名古屋の建設会社「さとう建設・トウエイ技建」のブログです。

2018年京都研修旅行レポート①~MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)~

前回のブログにて、台風について書きましたが、次は北海道で大きな地震が起こりました。
大きな土砂災害や道内全域の停電などで、多くの人々が被害に遭われました。
お見舞い申し上げます。
本当に今年は立て続けに様々な大規模な災害が起こりますね。
否が応でも防災意識が高まり、弊社でも持ちうる設計力・施工力を最大限に活かして、
災害に強い建物造りをしていかなくては、と改めて強く思います。

 

そんな大変なタイミングですが、恒例の研修旅行へ行ってまいりました。
今年の行先は京都です。
天気予報は雨。雨具をバッグに詰めて、バスに乗り込み出発しました。

今回の研修旅行、主に訪れたのは下記4ヵ所。
・MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)
・世界遺産 宇治平等院
・京都迎賓館
・清水寺
1ヵ所ごと、4回に分けてブログで紹介していきます。

1日目の午前に立ち寄ったのが、滋賀県甲賀市にある「MIHO MUSEUM」。
琵琶湖の南東方面、信楽インターを降りて15分の山間にあります。
創立者の「美術を通して、世の中を美しく、平和に、楽しいものに」という思いから、桃源郷のイメージをコンセプトとした建物に、日本はもとより、エジプト、西アジア、ギリシア、ローマ、南アジア、中国などの世界の古代美術が展示されていました。
名称の「MIHO」は創立者の小山美秀子(こやまみほこ:1910-2003)さんの名前であり、世界救世教の分派教団「神慈秀明会」の創始者です。

バスを降りた場所(レセプション棟)から、美術館までは歩いて10分くらいかかります。
その間は電気自動車の運行もあり、送迎していただくこともできます。
が、せっかくなので歩いて行きました。すると・・・

トンネルが見えてきました。
中を通ると、ちょっと近未来的な感じが。

今は桜の季節ではないですが、春は桜並木からトンネルと橋を経て美術館にたどり着くという構想で建築されました。
これは、パリ・ルーヴル美術館ガラスのピラミッドなどを手掛けた中国系アメリカ人建築家のI.M.ペイが、『一人の漁師が芳香漂う桃花林に導かれるように彷徨い込んだ洞窟の向こうに、理想の楽園が広がっていた』という桃源郷のイメージから着想したものだそうです。

トンネルの先には橋がかかり、その先に美術館があります。

美術館の外観。

エントランスから入ると、中は三角形を幾何学的に組み合わせた構造美。
ガラス屋根から入る光でとても明るく、広い空間がとても心地よく感じます。
この建物の80%は地中に埋設されているとのことで、周りの自然との調和を意識したデザインです。

エントランスから階下を見下ろす所にも床石に掘られた展示物がありました。
展示室内は撮影禁止なので、展示の様子を写真で紹介することができませんが、このような世界各地の古代の美術品が館内に展示されており、今ほど器具・道具が無い時代にどのように美しい装飾・シェイプを作っていたのだろうと色々と思いをはせるいい機会となりました。

昼食は、甲賀市にある「松茸屋・魚松」というお店で頂きました。

「一生分の松茸と近江牛が食べられる伝説の店」というキャッチフレーズで、松茸と近江牛の食べ放題メニューが有名なお店だそうです。
店先には芸能人の方の写真も飾ってありました。
(写真は撮ったのですが、肖像権が関わってくるかもしれませんので、掲載は見送ります。)

残念ながら今回は近江牛はありませんでしたが、松茸ご飯もおいしく、とても上品な昼食でした。

 

「2018年京都研修旅行レポート②」へ続く

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施主様の”想い”を”カタチ”に。

「さとうグループ」は、愛知県名古屋市の建築会社「さとう建設株式会社」「トウエイ技建株式会社」を中心とした総合建設業/ハウスビルダーです。 創業は昭和29年。以来、65年の歴史で「高品質」「納期遵守」「安全第一」をモットーに、個人住宅、マンション、オフィスビル、レジャービル、医院・病院、保育・幼稚園、老人福祉施設、店舗、工場、倉庫、ホテル、寺社など7000件以上の様々な建築物を設計・施工してまいりました。 また、さとうグループの自社注文住宅ブランド『Sコレクションの家』も展開。 デザイン性・快適性・省エネを考慮した住宅づくりで好評をいただいております。 私たちは、愛知・名古屋を中心に地域に根付いた地域密着企業として、さとうグループの強みであるハード力(施工力)とソフト力(設計力)を活かし、CO2や廃棄物削減などの環境への配慮、インテリア、エクステリア、省エネ、ランニングコスト低減、耐震、高齢化など、常にお客様のニーズに応え、コストパフォーマンスの高い建築を提供してまいります。

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