2018年京都研修旅行レポート②~世界遺産・宇治平等院~

2018年京都研修旅行レポート②~世界遺産・宇治平等院~

2018年京都研修旅行レポート①~MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)~ の続きです。
ご覧になられていない方は、まず研修旅行レポート①をご覧ください。)

甲賀を出発して30分ほど、次の目的地は宇治の平等院です。
宇治の平等院は、私達日本人にはとてもなじみの深い寺院なんです。
10円玉に描かれている建物、それこそが平等院の鳳凰堂です!

さらに2004年以降に発行された一万円札に描かれている鳳凰は、この平等院鳳凰堂の屋根にある鳳凰の像がモチーフになっています。

平等院はもともと、平安時代初期より貴族の別荘として使用されていました。
権力の中枢に上り詰めた藤原道長がそれを譲り受け、道長の子である頼道が寺院に改めたのが、「平等院」の始まりとなります。

平安時代後期の京都では、平等院以外にも皇族・貴族によって、様々な大規模寺院が建設されましたが、度重なる戦災や災害などで焼失してしまい、建物・仏像・壁画・庭園まで含めて現存する唯一の史跡です。

今にも雨が降りそうな空模様の中、平等院を訪れました。

平等院は2012年~2014年まで、平成の大修理が行われたこともあり、鳳凰堂も色鮮やかで非常に美しいたたずまいでした。

屋根の鳳凰像は複製像であり、オリジナルの鳳凰像は平等院内のミュージアム「鳳翔館」に収蔵されております。

希望者は、鳳凰堂内を観覧することもできました。
(内部は撮影禁止ですので、翼廊での写真しかありません。。。)
鳳凰堂内部中央には、鷹さ28.4mの木造阿弥陀如来坐像が鎮座。
これは日本彫刻史上、著名な仏師 定朝の確証ある唯一の遺作だそうです。
天井の天蓋と合わせ金箔が施され、装飾文様も細やかで、非常に煌びやかな印象でした。

壁面には複数の浮き彫りされた菩薩像がかかっており、それぞれ雲の上で楽器を演奏したり、舞いを舞ったり、合掌したりと様々なポーズをしています。
鳳凰堂の扉や壁にはそれらの像とともに壁画もあり、生前の行いや信仰により、臨終の際の様々なお迎えの様子が描かれていて、当時の死生観が見られ実に興味深く感じました。

上記の鳳凰堂、屋根の鳳凰、阿弥陀如来坐像、天蓋、壁面の菩薩像、壁扉画は、国宝なのですが、平等院にはまだもう一つ国宝があります。

梵鐘です。
天人、獅子、唐草文様など、繊細な浮き彫りを施した他に例をみない鐘であるとのこと。
この鐘を見て、昔よく見た60円切手の鐘は、この平等院の鐘であることに初めて気づきました。
この鐘も鳳凰像と同じくレプリカなのですが、ミュージアム「鳳翔館」で本物を見ることができました。

平等院ではなんとかあまり雨に降られることもなかったのが幸いでしたが、美しい建物でしたので、できれば澄み渡る青空の中の鳳凰堂を写真に収めたかったです。

夜の宿は、京都の山間にある湯の花温泉の「渓山閣」。
そのころには外は強く雨が降っておりましたが、旅館内で温泉、宴会と旅の疲れをいやしました。

「2018年京都研修旅行レポート③」へ続く

 

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