先日、久しぶりにさとうグループの安全衛生大会が開催されました。
本来ならば毎年6月に開催されるのですが、ここ数年はコロナの影響で開催することが出来ておりませんでした。
ようやくコロナの影響も縮小してきましたので、今年は開催することとなりました。
安全衛生大会とは、建設業界では一般化している安全を啓蒙する行事。
毎年決まった時期に(弊社は6月)、工事に携わる企業・業者・組織の従業員・管理者・関係者が集まり、安全方針や安全に対する知識・情報の共有、安全実績の報告や評価などを行います。
3年ほど行われていなかった安全衛生大会。
段取りを思い出しながら、一部内容を見直しすこととなり、最後の昼食をとりながら行っていたくじ引きは廃止としました。
そして準備を終え、当日。
台風の影響もあり、記録的な大雨の日。
足元の悪い中、協力業者様・弊社社員含め総勢100名近くの方々が参加されました。
式の冒頭には、昨年労働災害で被災された方への黙とうを捧げました。
昨年愛知県では、12名の方が労働災害でお亡くなりなっております。
安全衛生大会の重要性が感じられると思います。
協力業者会の役員による挨拶のあと、さとうグループの社長が挨拶。
コロナの影響で協力業者の方々とは顔を合わす機会が少なくなっていましたが、久々に直接呼びかけを行うことができました。
今、建設業界では勤務時間や休日の改善が急務となっており、さとうグループとしても業務改善に取り組んでおります。協力業者の方々にも、疲労を溜めない健全な勤務時間で業務が進められるよう、効率的に仕事を進めることを意識しましょう、というようなお話もされていました。
続いては弊社の安全衛生担当から、安全衛生についての報告連絡。
労働災害に対してどのように予防するか、実際起こってしまったらどのように対応すべきか再確認しました。
次は安全表彰。
安全な作業環境の確保や安全な作業への取り組みが活発に行われている人や組織を表彰する制度です
雨の激しい日でしたので、表彰されるはずの1名の方は交通事情で間に合わないというハプニングもありましたが、表彰者を表彰してまいりました。
さとうグループ安全衛生大会恒例の、警察の方の特別講演。
中警察署の巡査部長の方にて、「最近の犯罪被害現状と対策」についてお話いただきました。
最初、少しプレゼンソフトの設定不備でドタバタしてまったものの、その後は問題なく「空き巣」や「特殊詐欺」対策などをお伝えいただきました。
休憩をはさんで2つ目の講演。
精神科医の方による「心理的安全性が高いチームの作り方」というテーマでお話いただきました。
建設業界は人手不足の業界と言われ、1人に対する負担も大きくなってきたりしていますが、体の安全だけでなく、心の安全も気を付けていかなくてはいけませんね。
久々の安全衛生大会、多少ドタバタしてしまった部分はあるものの、予定どおり進行することができ、参加者の安全意識を高めた有意義な行事だったと思います!