豊田市には、「活気あふれる低炭素社会の姿を”見せる化”した施設」として、【とよたEcoful town】という地区があります。
次世代の環境技術が集まったこのエリアでは、最新の自然に対する取り組みや最新エコ技術を、多彩な展示やプログラムを通じて体験することができます。
今回、この【とよたEcoful town】内のスマートハウスエリアに新しくオープンした、株式会社LIXIL(リクシル)の「パッシブファースト パビリオン」を見学してまいりました!
その前に。。。「パッシブファースト」ってなんでしょう。
「パッシブ(passive)」を英和辞典で調べると、「受け身な」とか、「消極的な」とか、なんだかあまりいい意味ではないように感じますが・・・。
建築用語での「パッシブ(システム)」とは、太陽光や風、空気、熱など、建物周りの自然環境を室内に取り入れて、建物内部の環境を快適にするシステムのことを言います。
「パッシブ」の対義語は「アクティブ」。
「積極的な」とか、「活動的な」といった意味がありますが、建築用語として使用する場合は、動力機械などを使用して、電気や熱を創りだし、建物内部の環境を快適にするシステム。冷暖房機などのことですね。
つまり、ざっくり言うと、、、
自然のエネルギーをそのまま取り入れて、室内を快適にするのが「パッシブシステム」
機械でエネルギーを創りだして、室内を快適にするのが「アクティブシステム」
といったところでしょうか。
LIXILの「パッシブファースト」は、断熱・気密・通風・採光・日射遮蔽など、建物全体が持つ基本性能を第一に考え、低コスト・エコロジーを実現させた省エネシステム。
どのような技術、商品、空間であったかのレポートは、、、次回へ続きます。