若干フレッシュ感の欠ける、話題ですが。。。
今年、2011年2月11日にmanaca(マナカ)のサービスが開始されました。
名古屋鉄道・名鉄バス・名古屋市交通局・名古屋臨海高速鉄道(あおなみ線)・
名古屋ガイドウェイバス・豊橋鉄道が連動してサービスが開始された
非接触型ICカードのことです。
毎朝、地下鉄通勤をしている私はこのICカードの導入をずっと待っていました。
ICカードの特長はカードケースに入れた状態で改札機のパネルにタッチするだけで
通過出来るだけでなく、乗車券以外にもポイント付帯や
コンビニなどの支払いに電子マネーの利用が出来るなどの多様な利便性です。
他県では早くから始まっていたICカードの利用ですが、
JR東日本のSuicaやJR東海のTOIKAは知っていましたが、
国内には他にどんなICカードがあるのか気になったので調べてみると、
その種類の豊富さに驚きました。
ネーミングも気になりますが、個性的なデザインも魅力的です。
皆さんはいくつ知っていましたか?
気になったものを抜粋して掲載します。
まずは、『manaca』です。
カードの真ん中にあるコロンとした黄色のスマイルがかわいい。
マナカの文字のフォントもイメージに合っています。
「日本の真ん中をつなぎ、くらしの真ん中をつなぐICカード」をコンセプトとしているそうです。
京都在住のプロダクトデザイナーの知人はデザインが可愛いと言って、名古屋に来た時にわざわざ購入していました。
私も気に入っています。
続いて、有名な『Suica』(スイカ)。
イラストレーターの坂崎千春さんがデザインしたペンギンのキャラクターが人気で、
色々なグッズも出て販売されています。
このペンギンは北極から東京にやってきたという設定だそうです。
JR東海の『TOIKA』(トイカ)です。
東海地方の海岸線をイメージした曲線が印象的なシンプルなデザインです。
鮮やかなブルーが好きです。
高松琴平電気鉄道、ことでんバス、徳島西部交通の『IruCa』(イルカ)です。
私が以前、四国に行った時はまだ無かったはず。。
高松琴平電気鉄道のマスコットキャラクターの「イルカのことちゃん」がデザインに使われています。
瀬戸内海にはスナメリというイルカが生息しているので、そこから来ているのでしょうか?
岡山電気軌道、両備バス、下津井電鉄、中鉄バスの『Hareca』(ハレカ)
岡山県は「晴れの国」として知られています。
その「晴れの国」岡山を自由に行き来出来るということでネーミングとデザインがされました。
九州旅客鉄道(JR九州)の『SUGOCA』(スゴカ)は福岡の方言の「凄か」と
「スッと、ゴー!!」を合わせてネーミングしているそうです。
愛嬌たっぷりのカエルくんと時計くんのキャラクターは有名なイラストレーターの
ロドニー・アラン・グリーンブラットが手掛けています。
PUFFYのCDジャケットのデザインが日本では一番有名だと思います。
交通機関のカードというよりは、可愛い雑貨やさんなどのショップカードみたいなデザインです。
まだまだまだまだ、気になるカードは沢山あるのですが、
今日はここまで。
こうして、それぞれ並べて比べて見てみると
各地方の特長に応じてネーミングやデザインがされている事が良く分かります。
利用者は老若男女と多岐に渡るので
デザインをする事は難しいと思いますが、
そこに住んでいる人たちがその土地に愛着を持って使う事が出来るように
という制作者の配慮も感じます。
これからどんどんICカードは普及していくでしょう。
次に出るカードを楽しみに注目していこうと思います。