【家づくりのお金】グリーン住宅ポイント制度

今回は『グリーン住宅ポイント』についてご紹介します。
今、住宅を取得・リフォームをお考えの方には大変お得な情報ですよ。

※本情報は2021年3月1日の情報です。内容につき、今後変更になる場合もございますので、国土交通省の最新情報もチェックしてください。

グリーン住宅ポイント制度について

新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ経済の回復の起爆剤を目的に、2020年12月より始まりました。

省エネ性能やバリアフリー等に関して一定の要件に適合する住宅の新築やリフォームする者に対して、ポイントが還元される制度です。

ポイント還元は新築で最大40万円、リフォームで30万円相当、特例条件に該当すると100万円相当の還元も行われる場合もあります！

付与されたポイントは、「新たな日常」や「防災」「健康」「家事・子育て」「地域振興」等に関連した追加工事や商品と交換ができます。

グリーン住宅ポイント制度は下記の住宅が対象です。
■新築住宅購入(住宅の新築・分譲住宅の購入）
■既存住宅の購入
■リフォーム
■賃貸住宅の新築

住宅の新築、分譲住宅の購入について、住宅の性能により発行ポイントが異なります。

①高い省エネ性能等を有する住宅
　⇒認定長期優良住宅・認定低炭素建築物・性能向上計画認定住宅・ZEH
②省エネ基準に適合する住宅
　⇒断熱等級４かつ一次エネ等級4以上を満たす住宅

既存住宅の購入は下記のいずれかの条件に適合する必要があります。

①空き家バンク登録住宅
②東京圏から移住するための住宅
③災害リスクが高い区域から移住するための住宅
④住宅の除却に伴い購入する既存住宅

住宅リフォームは、下記のいずれかの工事が行われなくてはいけません。

①断熱改修（窓・ドア）
②断熱改修（外壁・屋根・天井又は床）
③エコ住宅設備

下記は必須ではありませんが、ポイントの還元対象になります。

④耐震改修
⑤バリアフリー改修
⑥リフォーム瑕疵保険等への加入

貸し出しを目的とする住宅の新築においても、グリーン住宅ポイントの適用が可能です。その場合は、高い省エネ性能を有することが条件となります。

上記対象によってポイント算出方法が異なります。

対象住宅	基本の場合	特例の場合(※)
①高い省エネ性能を有する住宅	40万pt/戸	100万pt/戸
②省エネ基準に適合する住宅	30万pt/戸	60万pt/戸

※特例の場合とは、下記のいずれかに該当する場合です。
〇東京圏から移住するための住宅
〇多子世帯が取得する住宅
〇三世代同居仕様の住宅
〇災害リスクの高い区域から移住するための住宅

リフォームは対象工事内容により、発行ポイント数が決まっており、行った工事のポイントを加算していきます。

上記は既存住宅購入の条件に適合する場合、ポイント数が2倍となります。
また、ポイントの発行は5万ptからで、上限は下記の通りとなります。